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哲さんと川島さん

 高校に入学して一番仲良しになった同級生が、サッカー部のマネージャーになった。違うクラスの子と2人でなったはずだった。

 でも、相方はさぼりがちらしく、
「公式戦のメンバー表を出しに行くんだけど、アトム一緒に行って。」とか
「今度練習試合があるんだけど、アトム一緒に手伝って。」とか声がかかった。

 サッカーなんて中学までは興味なくてなんにもわからなかったのに、
「先輩おもしろいよ?」って誘いに乗ってホイホイついて行っていた。

 彼女は2つ先輩の3年生にとっても可愛がられていたので、私もついでに!かまってもらっていた。

 それぞれ、お気に入りの先輩がいたが、私は哲さんと川島さんが、好きだった。

 哲さんは、背が高くて、おっとりしているのに、茶目っけがあり、なんでも良く知っていた。途中まで開通していた千代田線が延伸したので、代々木公園まで試しに乗りに行ったこともある。

 ある時、校舎の玄関で待ち合わせをした。サッカー部の先輩だけでなく、剣道部の先輩もいたからたぶん、体育大会の打ち上げだったんだろうと思う。いきなり、哲さんに
「近藤がまだだから、コンドームカイニイッテ」と言われたのだ。「っへ?近藤さんどこにいるんですか?」って間抜けな返事をした私。周り中から大笑いされた。。。。。。いいわけじゃないけど、本当にわからなかったんですから。。。。。。

 
 川島さんは、本当に静かで、人見知りをするのかなぁ~~なんて、年下の私に思われるような人だった。

 2学期制の母校には文化祭の後に10日ほどの秋休みがあった。そのときに、野火止にあった合宿所にサッカー部の3年生に誘われて泊りに行った。そこで、川島さんと知り合った。

 あいにくの雨で、外で遊べなかった代わりに、縁側で雨を見ていた。柱に寄り掛かってぼんやりしていたら、隣の柱に私と同じような格好をした川島さんがいた。他の先輩は部屋の中でトランプだったり、花札したり、騒いでいた。だから、静かに雨を見ていた川島さんが、すっごく大人に見えた。話をたくさんしたわけではなかったんだと思うけれど、なんだか気になって仕方がなかった。なんとなく、自分と似たものを感じたんだろう。

 3年生は12月までで授業が終わったので、その年の冬休みになるまで何回か私に付き合ってくれた。お子様の私と恥ずかしそうにしていた先輩。レモンスカッシュ(古!)を飲んだことしか覚えていない。進路の話をした覚えもない。いったい、何の話をしたんだろうか。。。。。


 2人の先輩が卒業してから一度も会えていない。友達は一緒に飲み会に行っているようだが、哲さんの話も川島さんの話も聞かない。2人とも元気にしているのだろうか。


 夫は先輩たちの1年下のサッカー部。OB会に出席していない。2人の話をしてもやきもちも焼いてくれない。。。。

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by m_n_k_5604 | 2013-12-17 21:25 | Comments(3)

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by アトム